箱根・長安寺"紅葉と五百羅漢"
箱根仙石原・曹洞宗 長安寺は「東国花の寺 百ヶ寺」として知られる名刹とのことだけど、紅葉も実に見事で裏山に通じる小径を歩くだけでも、秋を存分に吸い込む事ができる。国道138号線から少し入っただけなのに、意外なほど静かで驚かされた。
境内には五百羅漢像が置かれ、またいっそう趣きが深い。この羅漢様たち、実に人間味に溢れているというか、麻生太郎風に言うなら「キャラが立って」いて、ひとつとして同じものがない。そして誰もいなくなったら、動き始めるのではと疑ってしまうような、不思議な生命力のようなモノまで宿っている。紅葉の中に佇む羅漢像に人生の悲哀まで感じると言ったら、少々オーバーだろうか...。
長安寺は箱根での紅葉スポットとして有名ではあるものの、箱根美術館のように人で大混雑ということもなく、ゆっくりと楽しむことができる。個人的なオススメ、ナンバーワン。例年、11月中旬頃が見頃です。
境内には五百羅漢像が置かれ、またいっそう趣きが深い。この羅漢様たち、実に人間味に溢れているというか、麻生太郎風に言うなら「キャラが立って」いて、ひとつとして同じものがない。そして誰もいなくなったら、動き始めるのではと疑ってしまうような、不思議な生命力のようなモノまで宿っている。紅葉の中に佇む羅漢像に人生の悲哀まで感じると言ったら、少々オーバーだろうか...。
長安寺は箱根での紅葉スポットとして有名ではあるものの、箱根美術館のように人で大混雑ということもなく、ゆっくりと楽しむことができる。個人的なオススメ、ナンバーワン。例年、11月中旬頃が見頃です。
表情豊かな五百羅漢
五百羅漢とは、仏堂修行をして「阿羅漢」という人間として最高の位を得たお釈迦様の弟子を500人あつめたものです。
喜怒哀楽豊かな表情で、実に人間味のある仏様。
一体一体見て行くと、全て少しずつ表情やあらわれている感情がちがい、おかしくもあり、また人間の感情の多様さに気付かされます。
静かで凛とした空気が流れる竹林の中の五百羅漢は昭和60年より建立がはじまり、今も建てられつづけています。