2009年6月26日金曜日

箱根・阿弥陀寺「あじさい寺」

阿弥陀寺「あじさい寺」
塔之沢や湯本の温泉場から歩くこと 20 ~ 30分、 急な山道を登れば眼前が開けて古風な佇まいの 本堂 が現れます。山道や寺庭には数多くの石塔・石仏が歴史を刻んでいます。
 この寺は「悲劇のヒロイン」として有名な 皇女和宮様の 香華院 (御位牌をおまつりする寺)です。阿弥陀寺の開山は 木食遊行僧 として知られる弾誓上人で、 上人 が 篭った 洞窟 (奥の院) が 阿弥陀寺本堂 の裏山を350メートルほど登った所にあります。この洞窟で慶長9年(1604年)から慶長14年まで6年も修行されたのです。その間に、小田原城主 大久保忠隣 より境内地山林24町(23万8千余平方メートル=7万2千余坪)の寄進を受け阿弥陀寺を創建しました。 山号を 「阿育王山」 といいます。浄土宗 のお寺です。
 ご本尊は 阿弥陀三尊、本堂 須弥壇 (しゅみだん)に安置されています。



写真をクリックすると[拡大]表示します。