2012年4月13日金曜日

山北鉄道公園

山北がかつて「鉄道の町」として重要な役割を果たしていたことを残す数少ない施設の一つ。
御殿場線が東海道本線から格下げされた後、
箱根の峠の急勾配を越えることが可能な大型蒸気機関車として活躍したD52の70号機が静態保存されている。
また、夜にはスポットライトでライトアップされ、闇の中に浮かぶ勇壮な姿が美しい。
 
 

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すぐ脇を御殿場線が走っており、この公園付近の「山北の桜並木」は花見スポットとしても有名である。


鉄道公園に展示されているD52-70は、昭和43年8月1日、御殿場線全線に電車が走るようになりその勤めを終えました。
現在は、鉄道公園に保存され、山北駅鉄道公園保存委員会の手によって大切に維持管理されています。
D52-70号は、D52型蒸気機関車、D52型兄弟の70番目の生まれで、昭和19年4月に製造され、
山陽線、東海道線で働き、昭和26年2月、国府津機関区に配属になってからは御殿場線で活躍しました。